建築施工管理技士の第一次検定では、RC構造に関する問題が頻出します。
本記事では、これらのテーマにおける重要な用語や概念を、試験対策だけでなく
実務にも役立つ形でわかりやすく解説します。
建築施工管理技士を目指す方はもちろん、
建築士試験の受験者や建築設計に携わる方にも有用な内容となっています。
これを機に、試験勉強と実務知識の両立を目指しましょう!✨

RC柱にかかる力
RC柱は、建物の主要な支持構造であり、大きな荷重を受ける重要な部材です。
特に地震時の挙動を考慮し、適切な設計基準が求められます。
- 柱は地震時の脆性破壊の危険を避けるため、軸方向の圧縮応力度が小さくなるようにする。
- 柱の耐久性を確保するため、短期軸方向応力を柱のコンクリート全断面積で除した値は、
コンクリート設計強度の1/3以下とする
(軸方向応力度=軸方向力にかかる力÷柱の断面積 [kN/m²] ≦ 1/3fc)。
RC柱の配筋
柱の配筋には、強度や耐久性を確保するための基準があります。
- 柱の主筋はD13以上の異形鉄筋を使用し、4本以上配置する。
- 柱の主筋の断面積の合計は、コンクリート断面の0.8%以上とする。
- 柱の剪断補強筋の間隔は、柱の上下端から
柱の最大径の1.5倍または最小径の2倍のいずれか大きい範囲を100mm以下とする。 - 柱の剪断補強筋は、D10以上の異形鉄筋またはφ9mm以上の丸鋼を使用し、剪断補強筋比は0.2%以上とする。
- 柱の最小径は、構造上必要な支点間距離の1/15以下とする。
(柱径の15倍までしか柱ピッチが取れないため、RC構造で大空間を造るのには不向き)
RC梁にかかる力
RC梁は、床スラブや壁と連携しながら荷重を伝達する重要な構造部材です。
- 梁の剪断補強筋比は0.2%以上とする。
- 梁の貫通孔は梁端部への配置を避け、孔径を梁せいの1/3以下とする。
- 梁の貫通孔の中心間隔は、両孔径の平均値の3倍以上とする。
床スラブにかかる力
床スラブは、床の荷重を支え、梁に荷重を伝達する役割を果たします。
- 床スラブの厚さは80mm以上とする。
- 床スラブの鉄筋全断面積比は0.2%以上とする。
耐震壁にかかる力
耐震壁(耐力壁)は主にツーバイフォー工法に用いられ、地震時の水平力を分散し、建物の倒壊を防ぐ役割を持ちます。
- 壁板の剪断補強筋比は、直行方向に対して0.25%以上とする。
- 換気口等の小開口があっても、その壁は耐震壁として扱うことができる。
まとめ
本記事では、RC構造の試験対策として以下のポイントを整理しました。
- RC柱にかかる力:軸方向の圧縮応力度や短期軸方向応力の基準
- RC柱の配筋:主筋や剪断補強筋の規定、最小径の制約
- RC梁にかかる力:剪断補強筋比や貫通孔の配置基準
- 床スラブにかかる力:厚さや鉄筋断面積比の基準
- 耐震壁にかかる力:剪断補強筋比や小開口の扱い
これらの知識は、建築施工管理技士試験だけでなく、
建築士試験や実際の設計業務でも活用できる重要なポイントです。
基本的な考え方を身につけて、試験では確実に得点しましょう!
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